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R6年度 普及に移す試験研究成果 | |||||
担当研究部 | 連絡先 | 試験研究課題名/キーワード | 概 要 | 詳細 | |
1 | 農林センター 栽培技術開発部 |
0771-22-6492 |
新しいトウガラシ台木の栽培特性を確認 キーワード:トウガラシ、台木、土壌病害、高温 |
新たに開発された強勢台木(グランバギー、台パワーZ)を万願寺トウガラシに使用すると、従来の台木と比較して可販果収量が増加し、尻腐れ果の発生率が低下。 台パワーZは収穫初期や比較的低温時に適し、グランバギーは比較的高温時に適する傾向が認められた。 |
PDF1(PDF:1,052KB) |
2 | 農林センター 環境部 |
0771-22-6494 |
農作物の病害虫に関する現地対策調査 キーワード:化学農薬散布回数、低減 |
防除判断の難しいネギべと病はスケジュール散布に頼っているが、散布回数の増加や発病が始まると十分な効果が得られないこともある。また、新系統の発生や感受性低下等により防除回数が現地で増加傾向にある害虫種がある。そこで、発生生態に基づく予防防除の開始時期及び薬剤感受性検定による効果の高い薬剤を選定し、それらを用いることで散布回数を減らしても慣行と同等の効果が得られる防除体系を実証。5つのマニュアルを作成。 | PDF2(PDF:1,044KB) |
3 | 農林センター 宇治茶部 |
0774-22-5577 |
茶園の樹冠下耕うんによる除草効果について キーワード:茶、機械除草、ヤマノイモ |
ヤマノイモは他の雑草が生育できないほど強く被陰された茶の樹冠下においても繁茂し、かつ、茶樹に絡むため収穫物に混じると異物混入となる恐れがあり、品質低下を招く実害のある難防除雑草である。当研究では、ヤマノイモの出芽深度が概ね5cm以内であることを明かにし、5cm程度の耕うんの除草効果が高いことを確認した。 | PDF3(PDF:837KB) |
4 | 海洋センター 研究部 |
0772-25-3081 |
定置網等で漁獲した魚類の高付加価値化に向けた新技術開発 キーワード:定置網、養殖技術、マアジ |
当研究課題では、高品質アジの基準の作成、魚体搬送技術および蓄養・養殖技術の開発を行った。これらの技術を活用することでマアジの高付加価値化が図られ、漁業収益が向上することが期待される。 | PDF4(PDF:1,156KB) |
5 | 海洋センター 研究部 |
0772-25-3080 |
ブルーカーボンを活用した海藻養殖技術の開発 キーワード:アカモク養殖、歩留まり向上 |
アカモク養殖においては、波浪等によるアカモクの流出による生産量減少が大きな問題となっていた。当該研究では、アカモクの流出を防ぎ、従来法より3.4倍の歩留まり向上が見込める技術を確立。 | PDF5(PDF:750KB) |
6 | 畜産センター 研究・支援部 |
0773-47-0301 |
京都府産和牛肉の特質を引き出す育種・改良方法の確立 キーワード:和牛肉、ゲノム育種価、小ザシ、モモ抜け、オレイン酸 |
和牛肉の目利きにおいて京都の老舗食肉事業者が特に重視するのは小ザシ、モモ抜け、脂肪の質である。当研究課題では、小ザシ及びモモ抜けについて京都府独自の新指標を作成し、これらを遺伝能力評価に組み込んだ。 | PDF6(PDF:1,067KB) |
7 | 畜産センター 研究・支援部 |
0773-47-0301 |
ブランド京野菜向けの畜産堆肥ペレット肥料の活用による資源循環型農業の確立 キーワード:畜産堆肥ペレット肥料、えびいも |
耕種農家の生産コスト低減と地域資源である畜産堆肥の有効活用を図るため、当研究課題では畜産堆肥に普通肥料を混合してペレット化したえびいも専用の肥料を作成し、栽培試験を実施。生育、収量は慣行肥料と同等であり、施肥作業に係る時間短縮を実現。 | PDF7(PDF:871KB) |
・令和3年度普及に移す試験研究成果(PDF:3,446KB)
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