更新日:2026年3月13日

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地球温暖化対策推進計画

1 計画策定の趣旨等

 近年、台風の大型化や異常気象等により、河川氾濫や熱中症による救急搬送者数が増加するなど防災や健康、また農業や生態系等の分野で、気候変動の影響が既に顕在化しつつあり、気候変動問題は、今や「気候危機」とも言われています。このため、従来取り組んできた温室効果ガス排出削減対策(「緩和策」)を加速させるとともに、既に生じている、あるいは将来予測される気候変動の影響による被害の防止や軽減を図る「適応策」に積極的に取り組むことが求められています。

 そこで、京都府では、将来の世代に恵み豊かな環境を残すため、パリ協定が求める気温の上昇を1.5℃に抑える努力の追求が私たちの使命であると考え、令和2(2020)年2月に、「令和32(2050)年温室効果ガス排出量実質ゼロ」を目指すことを宣言しました。

 そして、「令和32(2050)年温室効果ガス排出量実質ゼロ」の実現に向けて、これまでの対策の進捗を踏まえつつ、令和2(2020)年12月に京都府地球温暖化対策条例(以下「対策条例」という。)の改正を行い、令和12(2030)年度までに平成25(2013)年度と比べて温室効果ガス排出量を40%以上削減することを新たな目標として設定することとしました。

 また、この新たな目標の達成に向けた方策を明らかにするため、令和3(2021)年3月に本計画を策定するとともに、令和5(2023)年3月には令和12(2030)年度までに平成25(2013)年度と比べて温室効果ガス排出量を46%以上とする新たな目標の見直しを含む改定をしたところです。

 令和5(2023)年3月には、IPCCの第6次評価報告書統合報告書において、人間活動が主に温室効果ガスの排出を通じて地球温暖化を引き起こしてきたことには疑う余地がなく、1850〜1900年を基準とした世界の平均気温は2011〜2020年に1.1℃の温暖化に達したと示され、パリ協定の目標を達成するためには、温室効果ガス排出量を令和17(2035)年までに令和元(2019)年比で60%削減することが必要とされるなど、更なる取組の加速化が強く求められているところです。

 また、国においては令和7(2025)年2月に地球温暖化対策計画が改定され、2050年ネット・ゼロの実現に向け、世界全体での1.5℃目標と整合的で、2050年ネット・ゼロの実現に向けた直線的な経路にある野心的な目標として、温室効果ガス排出量について、平成25(2013)年度比で、令和17(2035)年度までに60%削減、令和22(2040)年度までに73%削減を新たに目指すこととされるとともに、同年同月に策定された第7次エネルギー基本計画においては、安全性を大前提に、エネルギーの安定供給・経済効率性の向上・環境への適合を図るという「S+3Eの原則」の下、電力部門の脱炭素化に向け、再エネの主力電源化の徹底を進めていくことが改めて示されました。

 こうした動向を踏まえるとともに、令和3(2021)年3月に策定した本計画は、策定後5年程度が経過した時点を目途に、計画内容の見直しを行うこととしているため、京都府では、府内の脱炭素化に向けた取組の更なる強化・加速化を目的に、令和5(2023)年3月に改定した本計画を改定し、削減目標の見直し等を行いました。

 本計画では、国の法整備やその基幹となる制度・施策、関西広域連合等の広域的な施策、市町村の地域や住民生活に密着した施策についても織り込むとともに、府民、企業、地域、NPOなど多様な主体との協働を通じて、脱炭素で持続可能な社会を創造していくための道筋を示し、多様な主体の取組を支え応援するための施策を推進することとします。

2 計画の期間

計画期間は令和22(2040)年度までとする。

3 計画の目標

  • 本計画では、京都府環境基本計画で掲げる令和32(2050)年頃の京都府の将来像:「京都の『豊かさ』をはぐくむ脱炭素で持続可能な社会」の実現を目指し、令和32(2050)年に温室効果ガス排出量を実質ゼロとすることを長期的な目標とします。
  • 併せて、令和22(2040)年頃の将来像として、「ウェルビーイングの向上と環境との共生による安心・安全が実感できる社会」の実現を目指します。
    具体的には、脱炭素型ライフスタイルへの転換等による安心・安全で快適な暮らしの実現や、多様な人材・優れた技術等を有する府内企業といった京都ならではの豊かさの活用による魅力ある地域づくり、行政だけでなく事業者や民間団体、府民等あらゆる主体の連携・協働の輪の拡大による環境課題の解決を図ることで、ウェルビーイングの向上を目指すとともに、温室効果ガスの排出抑制や再エネの導入拡大、環境にやさしいライフスタイルや社会の仕組みを構築することで、頻発する自然災害の要因ともいわれる気候変動に適応し、「脱炭素」で地球環境と調和した持続可能な社会の構築を目指します。
  • これらの令和32(2050)年頃の京都府の将来像「京都の『豊かさ』をはぐくむ脱炭素で持続可能な社会」につながる令和22(2040)年頃の将来像の実現を図りながら、温室効果ガス排出量を削減していきます。

<緩和策>
京都府では将来像の実現を目指して、このような脱炭素化に向けた国際的な動向も踏まえ、「より早い」削減目標の達成と「更なる高み」を目指して、緩和策に関する取組を加速します。
 

温室効果ガスの排出量削減目標

【長期的な目標】
2050年度:温室効果ガス排出量実質ゼロ

【目標】
2030年度:温室効果ガス排出量46%以上削減(基準年度:2013年度)
2035年度:温室効果ガス排出量60%  削減(基準年度:2013年度)
2040年度:温室効果ガス排出量73%  削減(基準年度:2013年度)
 

<適応策>
長期的視点に立ち、府民生活・事業活動への適応の取組の浸透を図るとともに、気候変動影響を受ける分野横断的な対応を適切に組み合わせたレジリエンスの向上や、適応に資するイノベーションを創出する仕組みの構築、暑熱順化・熱中症対策等、京都府の地域特性に応じた気候変動適応策を推進します。

4 具体的な取組・対応施策等

以下のリンクよりご覧下さい。

(令和8年3月改定)

 

(改定前:令和5年3月改定)

(改定前:令和3年3月策定)

府民意見提出手続(パブリックコメント)の状況

お問い合わせ

総合政策環境部脱炭素社会推進課

京都市上京区下立売通新町西入藪ノ内町

ファックス:075-414-4705

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