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府内に流通する大根の根について、8検体を検査しました。
全て定量下限値未満であり、食品衛生法上の問題はありませんでした。
検体数 | 8 |
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生産地 |
京都府内産(2)、岩手県産(1)、千葉県産(1)、和歌山県産(2)、長崎県産(1)、鹿児島県産(1) |
府内に流通するほうれんそうについて、2検体を検査しました。
1検体について、基準値を超過する農薬を検出し、食品衛生法第13条第3項違反(残留農薬の基準超過)に該当することを確認しました。
農薬の名称(用途) | フェンピロキシメート(殺虫剤) |
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検出値 | 1.11 ppm |
基準値 |
0.5 ppm |
結果判明後、ただちに生産者及び栽培地を所管する自治体あて情報提供し、当該品と同一であるほうれんそうの流通状況調査を行いましたが、全て不特定の消費者に販売済みでした。
なお、今回の検出量は、体重50kgの人がこのほうれんそう437gを毎日一生涯食べ続けても影響がないとされる量であると算出されますので、このほうれんそうを食べることにより健康被害が発生する可能性は低いと考えられます。
(フェンピロキシメートの一日許容摂取量(ADI): 0.0097 mg/kg体重/日)
関係部局と十分に連携を図り、速やかに原因究明や再発防止対策など必要な措置を講じるように、生産者へ指導を行いました。
このほか別のほうれんそうについて、残留農薬は定量下限値未満であり、食品衛生法上の問題はありませんでした。
検体数 | 2 |
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生産地 |
京都府内産(1)、福岡県産(1) |
府内に流通するしゅんぎくについて、6検体を検査しました。
2検体から残留農薬を検出しましたが、残留基準値未満であり、食品衛生法上問題はありませんでした。
また、検出された農薬に関しては、生産農家の農薬使用履歴を確認し、生産者への指導へと繋げています。
検体数 | 6 |
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生産地 |
京都府内産(5)、滋賀県産(1) |
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