京都府青少年健全育成審議会(全体会)の議事要旨
京都府青少年健全育成審議会(全体会)の議事要旨
1.開催日時
令和6(2024)年12月24日(火曜日)午前10時00分から午前11時30分まで
2.場所
京都府職員福利厚生センター3階第4・第5会議室
3.出席者
(1)委員
北村和生委員、髙山佳奈子委員、原清治委員、川崎友巳委員
三好智子委員、松下亜樹子委員、上田静男委員、冨江さゆり委員
森田雅子委員、中川恵美子委員、稲葉弘和委員、岩佐恭子委員
山田崇志委員、北野裕行委員、河野武幸委員、松村淳子委員
(2)専門委員
(相馬直子専門委員の代理として教育庁指導部社会教育課の杉本学課長が出席)
(3)事務局
(4)傍聴者なし
4.議事
(1)会長・会長職務代理の選任について
- 上田静男委員が、会長に選任された。
- 北村和生委員が、会長職務代理に選任された。
(2)各部会構成委員の指名及び部会長等の選任について
- 「総合施策推進部会」及び「営業対策部会」の構成委員が、上田静男会長より指名された。
- 上田静男会長が、「総合施策推進部会」及び「営業対策部会」の部会長に選任された。
- 北村和生委員が、「総合施策推進部会」の部会長職務代理に選任された。
- 原清治委員が、「営業対策部会」の部会長職務代理に選任された。
(3)報告事項
- 「青少年の健全な育成に関する条例の運用状況について」
(4)協議事項
→(専門委員)令和5年中は京都市内及び南部地域が増加、北部地域が減少傾向にあ
- 闇バイトについて、広報チラシだけではなく、若者にダイレクトに情報が行き渡る方策をとられているか。
→(専門委員)スクールサポーターによる非行防止教室等で啓発を行っている。
- インターネット利用状況の統計について、13歳以上で統計を取っており、小学校高学年が外れているが、犯罪の場合は小学生がむしろ増えてきており、小学校高学年への調査の必要があるのではないか。
→(専門委員)小学生を対象に加えるよう意見を上げさせていただく。
- コロナを経て、生きづらさを強く訴える子ども達が増えてきており、生きづらさがどういう風に形成されるのかという背景をとらまえる必要がある。また、コロナ以降、人間関係が非常に希薄化してきており、ネット利用に依存せざるを得ない状況になってきている。どうして子どもたちがこんなにネットに寄るのかというところから、ものを考えることも必要かという風に思っている。
- 児童ポルノは1人で楽しむために持っていること自体が犯罪となっており、何が問題かということを周知することも非行の対策として必要という印象を持った。
- フィルタリングに関して、原則は設定とするよう徹底し、重要性を周知していただいた上で、京都府と警察で引続き情報交換などに取り組んでいただきたい。
- 乳幼児に関わる大人への啓発を進めていくことで、抑止減少につながると思う。
- チラシでの広告は効果が減っていると感じており、SNSを利用して若者に啓発し、踏みとどまっていただくことが必要だと感じた。
- ゲームがフラストレーション解消の唯一の手段となっている学生もおり、幼い段階からのフラストレーション解消のトレーニングをするなど、広く色々な問題意識を高めていく取組みが大事だと思う。