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機械加工システム科の2年生が、入校して1か月程度で工作機械にはまだ馴染みの薄いプロダクトマネージメント科訓練生に、機械の特徴や用途などの説明をしました。
それぞれの工作機械の用途や特徴、どのような製品の加工に用いられるか、機械の注意点などを、機械加工の実演を交え丁寧に説明していました。
質疑応答にもしっかり答え、プロダクトマネージメント科の訓練生からは良い感想を貰うことができました。
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授業で勉強した汎用フライス盤の使い方をプロダクトマネージメント科の訓練生に向けて実演しながら説明しています。
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マシニングセンタで、アルミニウム製のブロックにセンター穴加工・穴あけ加工・ねじ加工の3つの加工を行い、プロダクトマネージメント科の訓練生に実演しました。
機械加工システム科の修了生が本校を訪れ、社会人として3年目を迎えた感想や、現在会社で担当している業務など、現場の生の声を聞かせてくれました。
機械加工システム科で学んだ授業が就職先で実際に役に立っていることや、在校中に取っておいたほうがいい資格など、修了生ならではの内容でした。
さらに持参してくれた自社の部品を用いて、切削加工の仕事はどのような部品をつくるかなども分かりやすく解説してくれました。
1年生たちは興味津々で聞いており、就職に向けての意欲につながったようです。
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数年前まで自分が授業を受けていた教室の教壇に立ち、後輩に対して説明をしてくれました。
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「学校で学んだことで今役に立っていることは何ですか」という1年生からの質問に対して、「製図の知識が非常に役に立っている」と回答をもらいました。
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マシニングセンタで加工した難易度の高い製品を見せてもらい、訓練生たちは驚いていました。
2年生になると1年次とは大きく変わった訓練が始まります。
機械加工システム科2年次のカリキュラムでは、マシニングセンタやターニングセンタ、さらにNCフライス盤など、今まで使ったことのないNC(数値制御)工作機械の実習がスタートします。
4月はNCフライス盤の扱い方を学びました。これからも新しい機械の使い方を覚えられるように一緒に頑張っていきます!
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てこ式ダイヤルゲージという測定器を使って、NCフライス盤の主軸位置を合わせる方法を学びました。
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ダイヤルゲージの測定値を1マイクロメートル単位で読みとって、計算機で計算した値を元に機械を操作していきます。
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NCフライス盤は操作盤でプログラムを入力し、プログラム通りの動作をする数値制御を行うことができます。
今年度も機械加工システム科に新入生を迎え、新メンバーでの訓練がスタートしました。
機械加工システム科では1年生の間に普通旋盤とフライス盤の技能検定3級に挑戦します。
週に14時間行っている加工実習は、機械加工の基礎を学べるのと同時に、検定対策にもなっています。
昨年度に続き、7月末の技能検定「フライス盤3級」に全員合格できるよう、訓練に励んでいきます!
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自分が授業で使う材料は自分で切り出して準備します。材料のとがった部分をヤスリを使って面取りしていきます。
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正面フライスという切削工具で、鉄の六面体(ブロック)を削り、寸法精度・直角度・平行度を出す練習を行っていきます。
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機械加工システム科では、訓練生1人に1台フライス盤があります。本番と同様の練習ができる環境が整っているので、技能検定の合格率が毎年非常に高いです。
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