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チャレンジ・アグリ認証(出前講座)の取組紹介(令和7年度)
概要
チャレンジ・アグリ認証(出前講座)では、京都府内の障害福祉サービス事業所(以下「事業所」という。)であって、利用者に農業に関する基礎技術・知識を習得させたいと考えている事業所に、事業所が希望する栽培品目を題材として、出張形式で講義及び実習による講座を実施します。講師はタキイ種苗株式会社の指導員です。
令和7年度は就労継続支援B型事業所バスハウス(長岡京市)から申し込みがありました。題材はサツマイモです。
事業所では収穫したサツマイモを使用した羊羹やチップスなどの製造を検討されています!
サツマイモ栽培講座Vol.1定植(6月9日)
今日は2名の利用者が参加してくれました。サツマイモの定植について実技と講義で学びました。
- 実技
はじめに講師(タキイ種苗の指導員)から植え方について実演による説明がありました。
スコップを使用する方法と、植え器を使用する方法を実演。
メンバーも支援員とおそるおそる試してみるも、土質が硬めなこともあり、スコップを使用した方法が実施しやすいようです。
支援員がスコップで土を持ち上げ、利用者が苗を差し込みます。
定植方法が定まると、着々と上達していきます。最終的には1時間でサツマイモの苗を200本植えることができました。
- 講義
講義では、講師から農業の楽しさ、サツマイモの種類による味の違い、栽培スケジュール、定植方法の説明を受けました。
実技で斜め向きに差し込んだ苗について、なぜ斜め向きに植えたのかなど、安定的な生産に繋がるヒントをたくさん得ました。
利用者も製菓作業に繋がるサツマイモの品種毎の違いなど、興味を持って聞かれていました。
サツマイモ栽培講座Vol.2つるがえし(8月8日)
今日も2名の利用者が参加してくれました。
今回はサツマイモの「つるがえし」について実技と講義で学びます。
- 実技
はじめに講師(タキイ種苗の指導員)から、つるがえしについて実演による説明がありました。
つるがえしとは、伸びたつるが地面に触れて根を張り葉が生い茂って栄養が分散することを防ぎ、株元のイモに栄養を集中させるための作業です。
つるはしっかり伸びていて、通路の地面に触れたものは、根が出ているものもありました。
講師から、つるが伸びていて根が出ている状況や、つるを持ちあげてひっくり返す方法の説明がありました。
支援員もメンバーも見よう見まねで取り組みました。
この日は天気が良かったので、水分を摂りながら、短時間の作業を終えて事業所に戻りました。
- 講義
涼しい事業所に戻り、講義では、改めてつるがえしの意義や栽培スケジュール、収穫の時期について説明を受けました。
次回はいよいよ収穫について学びます。
お問い合わせ
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きょうと農福連携センター(健康福祉部障害者支援課内)
電話番号:075-414-4596
ファックス:075-414-4597
Email:noufuku@pref.kyoto.lg.jp