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京都府では、平成9年度に第1次地震被害想定調査を取りまとめ、これを活用した地震防災対策の実施に努めてまいりましたが、それ以降、国の研究機関、大学、京都市などの地方自治体の調査・研究により地震・地盤に関する新たな情報が蓄積されてきました。そこで、京都府では、府域へ影響が懸念される活断層(22断層)による地震及び東南海・南海地震について地震被害想定調査を実施し、平成20年に公表しました。また、平成24年度に内閣府から発表された南海トラフ地震被害想定の結果について、内閣府から詳細なデータ提供を受け、それを基に京都府で整理を行いました。
さらに、平成26年に、国の調査検討会により日本海における最大クラスの断層モデルが提示されたことから、府域に影響が大きい7断層について、京都府津波浸水想定を実施(平成28年3月公表)するとともに、「日本海における最大クラスの地震・津波による被害想定」を検討し、平成29年5月に公表しました。
令和5年度には、平成20年に公表した被害想定について、この間の社会基盤データ(人口や耐震化率等)の著しい変化もあり、死者数などの想定にも大きな変化が生じていると予見されたことから、府内で最大の被害をもたらすと想定される花折断層帯地震の被害想定の見直しを実施し、令和6年4月に公表しました。
また、令和6年度には、府内市町村で最大の被害が想定される主要な活断層(生駒断層帯、有馬-高槻断層帯、奈良盆地東縁断層帯、木津川断層帯、殿田-神吉-越畑断層、埴生断層、上林川断層、三峠断層、郷村断層帯、山田断層帯)の地震被害想定の見直しを実施し、令和7年5月に公表しました。
京都府における地震・津波による人的被害・建物被害の総括表をご覧いただけます。(PDF)
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断層名をクリックすると、各断層の詳細な情報をご覧いただけます。(PDF)
京都府内の22の断層の位置は以下の通りです。
地震によるゆれやすさ、予測される震度、液状化危険度を詳しい地図上で確認できます。
令和5年度に花折断層帯地震、令和6年度に府内市町村で最大の被害が想定される主要な活断層(生駒断層帯、有馬-高槻断層帯、奈良盆地東縁断層帯、木津川断層帯、殿田-神吉-越畑断層、埴生断層、上林川断層、三峠断層、郷村断層帯、山田断層帯)による地震の被害想定調査を実施いたしました。以下は本調査の報告書を掲載しています。
本調査は内閣府等の被害想定手法を用い、計量的に被害想定を算出したものとなっており、各市町村等の作成する計画等の内容と差異があることにご注意ください。
(1)表紙~地震被害想定調査の概要(PDF:9,301KB)
(10)三峠断層(PDF:988KB)
(11)郷村断層帯(PDF:986KB)
(12)山田断層帯(PDF:987KB)
(14)被害想定シナリオ(奈良盆地東縁断層帯)(PDF:6,913KB)
(15)被害想定シナリオ(埴生断層)(PDF:7,192KB)
(16)被害想定シナリオ(三峠断層)(PDF:7,081KB)
(17)被害想定シナリオ(山田断層帯)(PDF:6,407KB)
被害想定シナリオについては、各広域振興局において大きな被害をもたらす4つの断層(山城地域:奈良盆地等縁断層帯、南丹地域:埴生断層、中丹地域:三峠断層、丹後地域:山田断層帯)で作成しています。
想定対象とした断層の位置
断層名をクリックすると、各断層の詳細な情報をご覧いただけます。(PDF)
日本海中部地震(PDF:2,720KB) |
F49及びF53については、令和6年8月2日に地震調査推進本部から公表された日本海側の海域活断層の長期評価の結果、断層の規模について異なる結果が示されていることから、参考数値となります。
被害想定結果、被害想定手法については、下記からご覧いただけます。
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