更新日:2025年6月13日

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帯状疱疹ワクチンについて

帯状疱疹ワクチンについて

令和7年度から、帯状疱疹ワクチンが、定期接種の対象になりました。

接種の対象者

以下に該当する方が対象です。

  • 65歳を迎える方
  • 60~64歳で対象となる方(※1)
  • 令和7年度から令和11年度までの5年間の経過措置として、その年度内に70、75、80、85、90、95、100歳(※2)となる方も対象となります。

※1:ヒト免疫不全ウイルス(HIV)による免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方
※2:100歳以上の方については、令和7年度に限り全員対象となります。

 ワクチンを接種できる医療機関や費用、申し込み方法などについては、お住まいの市町村にお問い合わせください。

使用するワクチンとそのスケジュール

 帯状疱疹ワクチンには生ワクチン、組換えワクチンの2種類があり、いずれか1種類を接種します。
 各ワクチンは、接種回数や接種方法、接種スケジュール、接種条件、効果とその持続期間、副反応などの特徴が異なっています。本ページ内にそれぞれの特徴について記載しておりますので、接種を希望される方は、医師とも相談の上、接種するワクチンをご検討ください。
 ただし、医療機関により取扱うワクチンが異なる場合がありますので、お住まいの自治体からのご案内もあわせてご確認いただき、必要に応じて自治体にお問合せください。


・ワクチンの特徴など

  生ワクチン 組換えワクチン
接種回数 1回 2回※1
接種方法 皮下に接種 筋肉内に接種

帯状疱疹に対する
予防効果※2

接種後1年時点:6割程度
接種後5年時点:4割程度
接種後1年時点:9割以上
接種後5年時点:9割程度
接種後10年時点:7割程度

 

 ※1 2か月以上の間隔をあけて接種します。ただし、病気や治療により、免疫の機能が低下したまたは低下する可能性がある方等は、医師が早期の接種が必要と判断した場合、接種間隔を1か月まで短縮できます。

 ※2 帯状疱疹後神経痛に対するワクチンの効果は、接種後3年時点で、生ワクチンは6割程度、組換えワクチンは9割以上と報告されています。

ワクチンの安全性について

ワクチンを接種後に次のような副反応がみられることがあります。 頻度は不明ですが、生ワクチンについては、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、無菌性髄膜炎が、組換えワクチンについては、ショック、アナフィラキシーがみられることがあります。

主な副反応の発現割合 生ワクチン 組換えワクチン
70%以上   疼痛*
30%以上 発赤* 発赤*、筋肉痛、疲労
10%以上 そう痒感*、熱感*、腫脹*、疼痛*、硬結* 頭痛、腫脹*、悪寒、発熱、胃腸症状
1%以上 発疹、倦怠感 そう痒感*、倦怠感、その他の疼痛

 

:ワクチンを接種した部位の症状 各社の添付文書より、京都府において作成

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お問い合わせ

健康福祉部健康対策課

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-431-3970

kentai@pref.kyoto.lg.jp