更新日:2025年8月21日

ここから本文です。

京都フードテック推進事業

本府では、食に関する最先端技術に京都の和食文化や京都ならではの食材などの京都らしさを加え、食関連産業の課題解決や府内食産業の振興を図るため、令和5年3月に「京都フードテック基本構想」を策定しました。

当事業では、この基本構想に基づき3つの重点戦略に取り組んでいます。

【重点戦略】

1.フードテックに関する研究開発
2.産学公による研究ネットワーク構築
3.オープンイノベーションによる京の食の高付加価値化

 

「京都フードテック基本構想」(PDF:2,375KB)(詳しくはこちらからご確認ください)

(構想イメージ)京都の伝統・文化とフードテックの融合

取組内容

1.フードテックに関する研究開発

京都府農林水産技術センターを研究拠点として機能強化することや最先端企業等の集積エリアの整備などにより、京都の強みを融合した「京都ならではのフードテック」に関する研究開発をおこないます。

農林水産技術センターにおいて

  • 京都の農林水産業にマッチしたスマート技術の開発
  • 「京の食」の新たな需要創造に向けた新品種の育成や生産技術の開発、食品加工研究の推進
  • 気候変動やSDGsへの対応など京都府の農林水産業を支えるフィールド研究

に重点的に取り組みます。

農林水産技術センターが行っている研究例

(例1)宇治茶生産地でのスマート技術を実証

foodtech2

 

(例2)AI学習によりトウガラシの果実認識力を向上し、収穫ロボットの開発を目指す

foodtech3

 

詳しくは京都府農林水産技術センターのホームページをご覧ください。
京都府農林水産技術センター/京都府ホームページ

2.産学公による研究ネットワーク構築

京都の農林水産業や食関連の課題解決を目指し、多様な分野の大学や研究機関、企業等の研究者、開発者が参加する「京都フードテック研究連絡会議」を設置し、ネットワークの構築を強化しています。

研究連絡会議では、定期的な交流会が開催され、共同研究のクラスターを生み出すための研究紹介や意見交換を行っています。

foodtech4

 

詳しくは京都フードテック研究連絡会議のホームページをご覧ください。
京都フードテック研究連絡会議 | 連絡会議紹介

3.オープンイノベーションによる京の食の高付加価値化

付加価値の高い商品やサービスの創出を推進することを目的に、食に関する多様な事業者が参加するオープンイノベーションの場「京都食ビジネスプラットフォーム」を設置し、様々なプロジェクトを組成しています。

foodtech5

 

詳しくは京都食ビジネスプラットフォームのホームページをご覧ください。
京都食ビジネスプラットフォーム:トップページ

シーズとニーズのマッチング支援

「フードテックに係る研究機関が持つシーズ」と「食関連事業者等のニーズ」のマッチングを目指し、企業・大学等による技術・サービスの展示会・交流会「京都フードテックエキスポ」を開催しています。

foodtech6foodtech7foodtech8

 

寄附を頂いた企業様(敬称略・50音順)

公表のご了承を頂いた企業様のみ掲載しています。

お問い合わせ

総合政策環境部総合政策室

京都市上京区下立売通新町西入薮ノ内町

ファックス:075-414-4389

sogoseisaku@pref.kyoto.lg.jp